訪問者を名乗る人間。本当の名を口にする気は無いのだろう。
何処かでは平凡な医者として、勤めている様だ。

「医者とは言え人間です。完全なる治療だって出来ませんし、理解に辿り着かないものだってございます」
このように医者という職業をあまり神格化して欲しくは無いようである。
引き籠り気質な所があり自由に過ごせ、と言われれば好きなだけ自室に籠っている様だ。最近は興味の対象が外に向いた…のかもしれない。
興味の無いものには目を向ける事すらもしないが、一度興味を持った瞬間からそれに対し、病的な執着心を見せる。
ビジネス等の会話としての無難な対応、所謂[人間の振り]をする事は可能だが、完全に人間の心や感情を理解していない為、どこか彼の事を冷淡に感じる事があるだろう。
果たして彼の心の内に秘めた物は姿を現すのだろうか…
今、目の前にいる人物が"それ"であるならば、病的な執着心や加虐心を抱く等の問題は起こすことは無い。そう、"それ"である限りは。
態度や行動を見たらそれが虚構か真実かわかるのかもしれない。そちらに目を向けて答えを聞くのも一つの手だろう。
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