ENo. 16 - アルンケティル
Profile:
人間になりたかった、
不老不死の⬛︎⬛︎⬛︎のおはなし。
【Profile】
名前:アルンケティル
綴り:Arnquetil
年齢:外見年齢10代前半ぐらい
性別:男
身長:145cm
職業:錬金術師、薬師
二つ名:神々の大釜、翠眼の大賢者
性格:温厚でのんびり屋、平和主義。
好き:平穏、人間、空、竜、かわいい弟子、林檎
嫌い:永遠、神、⬛︎⬛︎⬛︎と呼ばれること、孤独
得意:薬の調合、光と⬛︎の“魔法”
苦手:争い、人の死、寒さ
自認:⬛︎⬛︎⬛︎
幾ら言葉で演じても。
やっぱり、僕は人間じゃないのに。
◇
ふわふわの白い長髪が特徴の少年。
長い時を生きているらしいが、
外見相応、子供らしい振る舞いをする。
でもたまに、老成した雰囲気が出ちゃう。
異界で出会った
かわいい弟子(Eno.20)と共に、
気ままにふらり、あてのない旅の途中のようだ。
不老不死、空間転移、超常の力、纏う神性。
人ならざるソレは、
それでも“人”を名乗るのだ。
万の時を生きても
壊れない、壊れられない、壊れてはいけない。
世界のおわりまで、黄昏は来ない。
死ねぬこの身は、呪いである。
「アルンケティルは呼び名だよ!
僕の名前ってことにした」
「本当の名前は何かって? さぁね」
「そもそも、僕、
名前という概念も無い頃に生まれたし」
「…………永い時の中で、忘れてしまったさ!」
◇
【関係性】
☆Eno.20 サンセール
とある大陸で出会った、無垢な心の悪魔。
今は彼の先生として、共に過ごしている。
◇
【大賢者の時代一言メモ】
〈創世紀〉
世界のはじまり。
僕はまだ存在していない。
〈先史時代〉
僕の生まれた時代。暦も名前もまだなかった。
良くも悪くもみんな純粋だった。
義父さん、貴方を恨んではいないよ。
だって僕は、⬛︎⬛︎⬛︎なんだろう?
〈古魔導時代〉
それなりに好きな時代かも。
自然に即した魔法がいっぱい。
“アルンケティル”になったのはこの頃だ。
〈古代文明〉
興味深い時代。文明の繁栄と滅亡。
だけれど、大自然というのは平等に残酷だよね。
世界の滅びに、期待してしまったんだ。
〈竜族の時代〉
思い出深い時代。破滅からの再生。
大親友が居たのはこの時だ。
君と見た空の青さを、忘れない。
〈古王国時代〉
激動の時代。神話と英雄譚。
人も神も沢山、死んだ。
一度だけ、本気で手を伸ばしてみようって。
〈現代〉
古王国時代程の動乱はない。
今後を見守るよ……。
Record
- 【或るカフェでの記録】 (2025-10-29)
- 余話【大賢者の世界語り】 (2025-10-26)
- 万年紀【6.死ねずの賢者はそして今】 (2025-10-22)
- 【5.古王国時代の英雄譚】 (2025-10-19)
- 万年紀【3.古代文明に夢を見た】 (2025-10-13)
- 万年紀【4.竜の時代を友と往く】 (2025-10-13)
- 万年紀【2.古魔導時代に名は生まれ】 (2025-10-08)
- 万年紀【1.先史時代と“強い鷹”】 (2025-10-05)