
ラナンキュラス
『魔法は効くようですわね』

ラナンキュラス
『音声記録なるものも、こうして残していきましょう』

ラナンキュラス
『……とは申しましたが、何からお話しすればよろしいかしら?』

ラナンキュラス
『わたくしの身の上話など始めましたら、とても長くなってしまいますわね……』

ラナンキュラス
『現在のわたくしの状況をお話しするのも、少々ややこしゅうございますし……』

ラナンキュラス
『できればなるべく元居た場所には戻りたくございませんが、こちらで暮らすのも難しそうですわね……』

ラナンキュラス
『……まぁ、今回はお試しのようなものですし、混み合った話はまた今度にいたしましょうか』