
トラレ
「私の答えはこの通りよ。
どのような人物・困難・願いであろうがやることは変わらない。
私自身に不利益が被るとしても、アルカーナムによる天啓を示す」

トラレ
「あ、でもあくまでもこの子たちは占いによる天啓を示すだけ。
占い結果次第では事態が良くも悪くもなるわ。
願いに天啓を与える道具であって、願いを叶える道具ではないもの」

トラレ
「では、折角だからどうなるか。
一例を示してみましょうか。……本当はその人にカードを引いてもらいたいけれど、
あくまでたとえ話だから今回は私が引くわね」

「―― ワン・オラクル。
―― オープン・ザ・カード 『Ⅲ.THE EMPRESS』」

トラレ
「―― コール! サモン、『トゥリア・ザ・エンプレス』!」

トゥリア
「―― 女帝、トゥリア・ザ・エンプレス! あなたのお願いしっかり聞いたよ」

トゥリア
「あなたのお願い、わたしが責任を持って占……あ、今回は質問のお答えだったね。
内容は魔女様からもう聞いたからだいじょーぶ」

トゥリア
「えっと、困ってる人がいるんだよね?
それでどんな風に困ってるかは……あ、特にないんだ」

トゥリア
「わたしが呼ばれたってことは、実りや繁栄ってお示しなんだ。
母性的だとかも言われるね。私子供なんだけどな……」

トゥリア
「よくやるのはたくさんよしよしして甘やかすよ。
お疲れの人に元気元気~! って応援して、休んでもらってからお仕事に励んでもらったりするの。
そしたら成功するんだあ」

トゥリア
「恋のお悩みだったら……相手とお話させたら大抵実っちゃうしなあ、わたしの場合」

トゥリア
「もしも逆位置だったらちょっとだけ「めっ!」ってするよ。
あるいは沢山行動させて、周囲にウザがられてもらったりとかかなあ」

トゥリア
「逆位置の場合はね、自身の問題を気づかせることが大事なの。
あるいはブレーキをかけてあげて、視野を広くさせてあげたり」

トゥリア
「そう考えると、わたしの場合は『助けてあげる』んじゃなくって、
『自分の力』でなんとかしてもらうために寄り添うのかも」

トゥリア
「その結果、わたしが不利益を被るとしても」

トゥリア
「だって、絶対の占い結果をシャルル様はお望みだから!」