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記録者: 真ヶ門アキト (ENo. 182)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-30 04:00:00

振り返る事には価値があると思う。だって温故知新とか言うだろ?
でも、それって今と未来があるからこそ価値があるのかなって考えたりさ……
そんな感じの、ちょっとテツガクな気分で始まったりする朝って感じ。

そーいや、今日って定休日だっけ。
何して過ごそうかな。
……たまには親父誘ってキャンプとか行こうかな?
――――――
閑話 ―Chapter01の後―あの白い部屋の夢を見た、次の日の夜。
別の夢を見た。
白い部屋じゃない。多分だけど、小さいころ住んでた家かな。親父が店を開くずっと前の。
朧げな視界の中で……目の前に母さんがいて、俺のことを見ている。
この人はもうこの世にはいない。だからこれも、あんときと同じで、夢なんだろーな……

「ねーアキト。アキトはさ、小さい頃の夢っていうか…なりたい!って思った人には、なれた?」

ふと、トイカケられる。
懐かしい声色。少しだけ乱暴な口調。
何年も昔にもう聞けなくなった声のはずなのに、案外鮮明に覚えてるものだなって。

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「おれは――」

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「――なれたよ、母さん。」

俺の答えを聞いた母さんが、嬉しそうに何か言った気がして――そこで目が覚めた。