Chapter02-02

記録者: メルエミリー・カヤナイティア (ENo. 79)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-30 04:00:00

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「ふ~ん、君はそう考えるんだね」

あなたの回答を聞いて、頭を左右にこてん、こてんと揺らす。
メトロノームのように規則正しく、しかし気ままに。
しばらく考えた後、ぱっと何かを思いついたように指を立てた。

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「じゃあさ、次々!
 君はさ、自分自身の事をどれぐらい信用してる?

さっきのトイカケはどこへやら。
話題が飛んだように見えて、きっと彼の中では自然な転調なのだ。

──あなたは、あなた自身をどれだけ信用できていますか?

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「あは、僕は勿論信じてるよ~!
 だって僕は導き手だよ?新しい曲にみんなを会わせるのが僕の役目だもの」

少年は胸元の笛を軽く叩き、誇らしげに微笑む。
音は鳴っていないのに、そこに確かな響きがあるように感じられる。

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「それが自分のやる事すら信じられてなかったら
 なにもかもおしまいだし、一小節だって進めない!
 みんなのためになるって僕が信じてるから──僕は笛を吹けるんだ」

その言葉は軽い。なのに、妙に重い。
信じることは、約束ではなく、覚悟なのだと突きつけるみたいに。

──鮮やかな瞳があなたに問い掛ける。
Answer
──あなたは、あなた自身をどれだけ信用できていますか?



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メルエミリー
私が自身を信用なんぞしている様に視えますか????

オットォ唐突なワンブレス念話。
いや視えるかどうかなんて知る由も無いが。

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メルエミリー
「……〔まぁ、真面目に回答させて頂くと〕
 〔自分を信用、基本的にあまりしていません〕

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メルエミリー
「……〔理由は、まぁ〕……〔色々と有りますが〕……」



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メルエミリー
嘗ての"私""贖いの生"を、他ならぬ自身を信じきれなかった・・・・・・・・・・・・・・・から
 今の姿は、其れを発端とした結果、其の延長線に在るから

あの時、"私"が、全部、ぜんぶ、背負い込んで、仕舞い込んで、ひとりで。

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メルエミリー
「……〔一番大きいのは、そんな理由ですね〕」