Chapter01-05

記録者: 蒼懐の魔術師 カマル (ENo. 114)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-30 04:00:00

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  ──カシャ


シャッターの音の後、あなたを向いていたレンズがふと向きを変える。
何か未知のことを認識した様子で、その後にまたあなたにひとみが向いた。

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「観察対象、最終質問を提示します」


この対話の終端が近いようだ。
不思議な白い部屋での対話は、何の説明もなく始まり、そして終わるらしい。

奇妙な観察者は感慨もなく告げ、一拍。

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──あなたは、何をもって“自らの存在に価値がある”と判断しますか?


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「それは役割でも、使命でも、功績でも構いません。
 また、価値は不要であるとする見解も有益な観測結果となります。

 あなた自身が、どの基準で己を“肯定”し、
 何をもって“無価値”とせずにいられるのか。

 その価値に他者を如何にして組み込んでいるのか、
 その内的構造を、開示してください」


──あなたは自らに〝どのような価値〟があると認識していますか?

 
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「当機は、あなたの答えを推論する事はできても──
 代弁する事はできません
 故に此度は、 あなた自身の言葉で語られることを要求します」
Answer
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「難しい質問だなー」

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カマルは何も言わずに考えている。そして彼はこう切り出した。


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「考えたら何となく分かってきたぜ!」

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「やっぱりソアレが存在していることじゃねーかな!」

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「あとは街が生き生きしていることだな。白紙の街から僕とソアレで思考しながら作り上げてきたからな!」


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「あと僕の魔術破壊で大成功した時だな!」

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「でもさ、その力がハザックに奪われた時もあったんだ」

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「なーにが平和のために力を貰ったぞ!だ。僕の力だぞ

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「けど、ちゃんとソアレとソッシー機械たちと協力して取り戻したからヨシ!」


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「とまあこんな回答でいいか?」

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「なんだかんだ言ってソアレのこと大事なんだなって改めて分かるな」