
「ほえー…分かっちゃいたけど『観測者』みてーな質問するなぁ…」

「助けるか、助けないか?だろ」

「う~~~~ん……」

「ソアレだったら間違いなく助けなきゃ救済の魔術師じゃない!って言いそうだけどな~」

「その【損害】ってやつに具体性がねーよなあ。例えば一日もパンケーキ食えないのはやだな」

「例えば、ソアレを助けるか?だとしたら絶対助けるぜ。どんな対価でも、受けてやる」

「それにビアンコの民であるなら…同じだ。ビアンコの街の人を守るのが僕らの役目だ」

「え~。対象が『自分』とかってあり得るのか?流石にないか」

「あ~ハザック皇帝?あんなの助ける必要あるか?絶対必要性がないだろ」
ハザックとはサンドイッチ帝国の皇帝である。

「助ける前に自力で出れそうだもんな」
うんうんと頷いている。

「よ~するに人によるよな。損害があってもやっぱり対象によりけりだよな」

「対象がパンケーキでも助けちまうかも。サンド化しそうなパンケーキを見逃すわけには行かないぜ」
それは一体どういう状況なのだろうか…。