Chapter02-Fin

記録者: ミヒャエル・エルドガード (ENo. 99)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-30 04:00:00

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「そっかぁ……そういう音を持ってるんだ、君って」

足をぶらぶら揺らし、胸元の笛が軽く揺れる。
その小さな揺れは、まだ奏でられていない何かを予感させる。

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「ね、楽しかったよ。君の音、ぜんぶ新鮮だった。
 僕の知らないリズムで、知らない色で響いてて……」

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「──君の曲、きっとまだ続くよ。
 途中で休んだり、音を外したり、急に転調したりしてもさ。
 それでも“君だけの曲”になるんだ」

ゆるりともたげた手を、ひとさし指を
あなたに向けてはくすりと笑う。

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「だからね、止まらないで。
 君が止まったら、その続きの音、誰も聴けなくなっちゃうからさ」


そうして少年は揺らしていた足を床に着いて、
ひょっと立ち上がった──ように見えた。


──向かいの椅子には誰もいない。
目に鮮やかな少年の色彩は、もうどこにも認める事は出来なかった。

……あなたも意識して目を閉じれば、あるべきところに戻れるだろう。


ここトイカケはありません。回想や感想を自由に記入したりしなかったりしてください。
Answer
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「…」

見た目が少年のように見えて、を覗かれた気がして奇妙な気持ちに囚われている。
私の音とは何だろう。彼だけにしか聞こえないものなのか――

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「…心?」

…変なことを考えた、道具である私に心がある?人のように考え、感じる機能が?
それはおかしい、私は道具であって心なんて必要ない。最も不要なものだろう。

ならば、いつからだ?いや、そも私にはどうして"手"がある?
足も、髪も、声も。

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おかしい

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私は、どうして、ひとのかたちを



視界が霞み、白くなっていく。
意識もまた白がかり個が溶けていく――



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運命転換期創造用舞台装置【レッドドラゴン】の適応化処理を続行中――
適応化率――20%――

注意ATTENTION

これより一段階、記憶を復元致します。
既に故障している事実を伝えないよう気を付けてください――


˖ . ݁𝜗𝜚. ݁₊

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「…この"点"から、彼女は心を与えたのですね。」

・・・

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…モニカさん…