
「あー、なんか、もしかしてオブザーバーちゃん俺の声とかちょっと聞き取り辛い感じ? オッケー。できるだけゆっくりはっきり喋るようにするね。気をつけないと、俺おしゃべり好きだからいつまでもべらべら喋っちゃいそうだから」
どうやらオブザーバーの反応はリアルタイムではないのだろうと察して安心させようと微笑むだろう。
相手のペースに合わせようと、言葉を待つ姿勢に切り替える。

「俺の世界? うーん、どんな世界なんだろ、俺が知ってる範囲のことで言うと、エステレラとか、色んな国があって、色んな人がいて、魔法使いがいて、色んな使い魔とか魔法生物とかもいる世界、かなぁ?」

「オブザーバーちゃんの世界はどんな感じ? なにか違うとこあるかなぁ?」

「オブザーバーちゃんのところはオートマタ? っていうのがよく使われてるんだねぇ、ゴーレムみたいな感じなのかな? 朝とか忙しいから、やっぱり手伝ってくれるオートマタちゃんがいると助かるんだろうね~」

「俺の世界の魔法は誰でも使えるわけじゃないから、使える人は便利だけど、使えない人は全部自分でやるからちょっと大変かも? 魔法が使えない人でも使える魔法道具があるから、そういうのがどんどんできれば良いんだけどね。そういうのを頑張って作ってる友だちもいるよ!」

「俺の世界も星は丸いし月は一つだよ! 一緒だね! もしかしたら、オブザーバーちゃんはすごーく遠くの国の人なのかもね。」