
「ホントに、コロコロ話が変わるなぁ。正しいとかまた難し〜。ここの部屋に来る人はみんな難しい話が好きなのかな?」
続いた問いかけに苦笑しながらも、あごをつまんで考え始める。

「誰かを喜ばせたときが正しいときで、誰かが嫌な気持ちになった時が間違ったとき、なのかな? うーん、なんとなく分かる気もするけど、ちょっと違う気がする?」

「あぁ、そっか、キミはそのどっちも正しい、なのか。うーん、全部正しい、っていうのもなんか微妙だけど、キミはそう信じてるんだね」
少年が続ける言葉に頷いて、ニヤリと悪そうに微笑む。

「うちは、うちがいつも正しい自信ないどころか、多分悪いことだろうな〜ってことがやりたくなっちゃう方なんだよね。もちろん誰かに辛い思いをさせていいとは思ってないけど、ちょっと悪い事するくらいの方がピリッとして楽しいっていうか。」

「正しいだけじゃ息が詰まっちゃうよ。何が正しいかなんて言う人によって変わるしね」