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記録者: アマルティマ・リコン (ENo. 15)
Version: 2 | 確定日時: 2025-11-30 04:00:00

Chapter01-02
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代わりはいくらでもいます。足りないなら差し出しましょう。命でも

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はい、そうです
私は代わりがたくさんいます。クローンなので


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紆余曲折、の部分ですか?


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クローンなので元になった方がいます
えぇ、話しました罪人の方です

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いえ、厳密には罪人が残した子どもですね
それが元になってます
ある方々の見せしめに


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話がややこしくなりますが……………………
上の方々……まぁ組織の方々ですね。月翠医げっすいという方々です

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彼らが私のいた世界で医療の水準をあけたんです
しかし、まぁ、豊かになれば資源不足……今回の場合は血液、臓器の不足ですね
ならどうするのか、ですが

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とある種族に目をつけまして、その種族を元に作られたのがあります
その名も蓬莱薬ほうらいぐすりという方々です


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彼らの血液は、臓器は低リスクで色々な方に使えます
そういう風に作ったので
これでこの問題は解決しましたが……………………


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今度は人口増加により、食料が足りなくなりました。それに伴い蓬莱薬の処理にも困ってしまいました
食料が、破棄場所がなくなります


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しかし、誰かが言いました

『肉は食えばいいじゃない』
『骨は砕いて骨粉にして作物を育てればいいじゃない』


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そこからは早かった
用途が逆転するぐらいには

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食用にならない者は医療用に


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ですが、それに反発した蓬莱薬が4人いました
彼らも人。どうやっても欲求不満を抑え込むことがうまくできなかったんです

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不満は爆発、保管していた魔導書を使い火を放ちました
そのまま4人はどこかへ
その際子どもを残してしまいました


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プロパト、いえ彼女はそれの尻拭いとかに奔走していたらしいですよ
一時期、逃げた4人のうち1人が残した子どもも育ててた、らしいですが


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失礼


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その残った子どもを使って前からあったクローン計画ができました
見せしめもありますよ、我々に逆らったらこうなるという

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そうしてできたのが初期型、個体番号1の私です
初代です、初代アマルティマ・リコンですよ

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そして旧型、新型とバーションアップされていきました


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バーションアップというか、洗脳の強化ですかね?
ほら、旧型の私が出した魔導書の中にありましたよね?感情操作の魔導書
あれです

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初めの方、初期型の私たちにはあんまり使われてないんですよね、洗脳とかって
怖いですね~


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そして元になっているのが医療にも使える、食用にもなれるなら使ってしまえというわけで
アマルティマ・リコンはモルモットのように扱われます
便利ですね~


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え?ぶっちゃけアマルティマ・リコンでワンクッション挟む意味が分からない?


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……消耗品ってすぐ減っちゃうんですよ
蓬莱薬も今減ってる一方で……

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そういうことです


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と、まぁこれが普通になってしまいました
彼女の普通も変わってしまいました


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彼女が誰かって?


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プロパト・リィェン
月翠医げっすいのひとりで、使い走りの方です

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私にアマルという名前をつけて、親しく接してくれたー……………………

私の存在意義友達です







ーーーー別所にて某院内
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へっくっし……!!!

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風邪か?
あぁ、大丈夫。うん、はい……


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え?この前頼んだ書類?
あー、はい持っていきますよ今から
はい……………………


ばたん。