Chapter01-Fin

記録者: ノア・イトゥドノット (ENo. 8)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-27 04:00:00

クリックで開閉
icon
「……回答を確認しました」


観察者は淡々と処理を続けているように見えるが、
どこかそれは“耳を傾けている”仕草にも似ていた。

icon
「当機の観測は、これにて終了します。
 記録は保存され、分析は後続機へ引き継がれます」


レンズがわずかに光を収束させ、あなたを見据える。
無機質なガラスに感情は映らない、
ただそれは淡々と観測を続ける機械でしかない。ずっと。

icon
「あなたが何者であるか──その定義は、あなた自身が決めるものです。
 当機はただ、それを観測したという事実のみを残します」


──そうして白い部屋がじんわりと、輪郭を失っていく。
まるで夢から醒めるように。


──そう。きっとこれは夢だった。


icon
「……観察対象。これにて接続を断ちます」



ガラス玉のような声が、虚空の中で響いていた。


ここトイカケはありません。回想や感想を自由に記入したりしなかったりしてください。
Answer
icon
『はは、は……願わくば二度と会わないことを願うばかりだよ―――観測者

嗚呼、久々に身の上話や持論を語った気がする
最後に語ったのは…そう、ある機械且つ神として振る舞っていた元人間の彼奴だったか
アレから己の身の上話や持論など語る事はないと思っていたが
いやはや……

icon
『夢にしては随分と質が悪いよな、まったく』

歪む輪郭、消えゆく景色等をぼんやり眺めながらそう呟いていた