
「私の価値ですか……難しいですね、考えた事もありませんでした。」
「まだ治癒術師としては見習いですが実は学校の成績上は結構優秀なんです。この間の定期テストは全体でトップでしたから。」
「……これだけでも術師の卵としての価値はあると言えるかもしれません、何十年の一度の天才だなんて自惚れる気はありませんけれど、これまでも頑張ってお勉強をして先生に何度も褒められる位には結果を出してきましたから。」

「でも世間的には世間知らずのただの裕福な小娘ですかね……?」
「普通は幾ら才能があるからってこんなに宝石を用意して貰えはしませんから、親の七光を受けただけのただの子供と思われるでしょう。」
「だからこれから価値を探すことになると思います。今は……ちょっとだけ優秀な事が私の価値、かもしれません。」