
「あ~ビアンコじゃなくて、ってことだよな」

「あらゆる世界がある。観測者というヤツらが常に見守って…否、観測している」

「僕はさ、こういう説明苦手なんだよな。ソアレ担当なんだ」

「観測者が悪いことをしたとして奴らを倒すことはできないんだ。止めるしかない」

「奴らは神と同等なんだ。倒してしまうと均衡が崩れる。全ての世界が終わる…とまで言われている」

「だっから、アイツらはやりづらいんだよな~!破壊する訳にもいかないってことさ」

「あれ?何か観測者の話ばかりしてんな…。まあ…こいつら無しで僕らの世界は語れないからな」

「観測者たちは僕とソアレを融合しようとしていたんだ」

「要するに分割したなら元に戻りなさい、だと」

「説得したさ。僕らは一つにはならない。僕がいて、隣にソアレがいる。二人で一つなんだ、ってな」

「分割っていうのがイマイチ分かってなくてな。元々は一人の魔術師だったらしい…」

「本当かどうかも分からないのを信じるわけにも行かない。アイツがいなきゃダメなんだ」

「アンタも、もしくはアンタらもいつかは出してくれるんだろ?質問だって無限じゃないだろ?」

「質問なら終わるまで答えてやるさ」

「あ~でも観測者を思い出すのはマジだ」

「でも異世界だし、そんな…悪い事しないよな?…な?」