Chapter01-04

記録者: 細波 渚 (ENo. 163)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-27 04:00:00

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「では観察対象。それを踏まえて、次の問いです」


シャッターは下りないまま、
ただピントを合わせるようなジジ、という小さな音だけが聴こえてくる。

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「あなたの価値観を測ります。
 ──あなたにとって譲れないものは何ですか?
 自由でしょうか、信頼でしょうか、愛情でしょうか、それとも秩序でしょうか 」

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「その理由も含めて説明してください。
 対象や状況が変わった時、
 あなたの答えはどのように変化するでしょうか?」


──あなたは自らの価値観をどのように認識していますか?

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「譲れないもの、とひとえに考えても即座に思いつかぬ場合もあるでしょう。
 自由、信頼、愛情、秩序、誇り、忠誠、知識……無数の選択肢が考えられます。」


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「当機は観測を第一義として設計されています、
 どのような思考をせど、必ず『観測』という目的を前提に持ちます。

 これは精神的価値としての『誇り』や『忠誠』とは異なります。
 しかし、機能としての観測が揺るぎ得ない前提であるという点では、
 それらに類する不変性を持つと言えるでしょう」


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「思考の前提、当然と感じている事、
 それこそ、先の思考を組み立てる際に自らが重視したものを改めて噛み砕くと良いのやも知れません」


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「回答は単一である必要はありません。
 譲れない価値の間で揺れる感情や葛藤も、重要な要素です。
 必要に応じて検討を続けてください」

Answer
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発言内容


「それはもちろん」
「友達だよ」

「友達がいないとぼくは生きていられないからね……」
「これはきっと死ぬその時まで…いや…死んでも変わらない」

「友達が言うことは絶対だし…友達が望むことなら何でもする」
「死ねって言われたら死ぬのかって…?あはは、そうかも。」

「でもそれで良いんだ…盲目だって言われても」
「盲信だって言われても」

「ぼくには友達しかないんだから……」

「友達に酷いことする人が現れたら絶対許さないし」
「地の果てまでも追い掛けて、」
「存在したことを後悔させてあげるんだ」

にこにこと………
純粋な狂気を、口にする