~メタ認知キャラクターによる『自由形回答』が始まりますのでご了承ください~

「……成程」

「この方は恐らく……型に嵌った正しさを嫌っているのではないでしょうか。憶測ですがね。大抵社会に出た大人は何かを守るために大なり小なり嘘をつきますし――無自覚であっても――自由がある程度制限された身に収まるのは、そこに付随する責任含めて、永遠に子どもでいたい方々にとっては醜く見えるやもしれませんし」

「己が正しいと思っていないのに、或いは正しいと思っているのに逆の行動をする。……相手が正しくないと思っていても、上下関係を優先して従ったり、相手が正しくても取り繕ってやんわりと嘘をつく。創造神の属する社会もそんな感じとお聞きしていますよ。……そんな矛盾した己を正しいと言えるのか、考えれば考える程難しいものでしょう」

「なーんて。ふふ、言葉遊びが過ぎましたね。因みに、私は私が正しいとは思っておりません」

「自由にやったことの責任は全て創造神のモノですから、ねえ?」
真実。

「……ま、ある程度私が責任を持って行うこともありますがね。ですがそれはあくまでもこちらの世界の話ですから。きちんと〝そちら側の世界〟でのルールやマナーの切り分け、人々の間に発生するあれそれは弁えてくださいね。特にこの言語を用いる文化圏は、敬意という言葉に敏感ともお聞きします。――」

「When speaking this language, I don't usually mention paying attention to it, but since it came up, I thought I'd mention it sir.」

「肉体の持ち主もまあ、自分の事を正しいとは思ってないと思いますよ。あんな調子なのでね……」