Chapter02-02

記録者: イロを喪った唄 (ENo. 36)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-27 04:00:00

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「ふ~ん、君はそう考えるんだね」

あなたの回答を聞いて、頭を左右にこてん、こてんと揺らす。
メトロノームのように規則正しく、しかし気ままに。
しばらく考えた後、ぱっと何かを思いついたように指を立てた。

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「じゃあさ、次々!
 君はさ、自分自身の事をどれぐらい信用してる?

さっきのトイカケはどこへやら。
話題が飛んだように見えて、きっと彼の中では自然な転調なのだ。

──あなたは、あなた自身をどれだけ信用できていますか?

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「あは、僕は勿論信じてるよ~!
 だって僕は導き手だよ?新しい曲にみんなを会わせるのが僕の役目だもの」

少年は胸元の笛を軽く叩き、誇らしげに微笑む。
音は鳴っていないのに、そこに確かな響きがあるように感じられる。

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「それが自分のやる事すら信じられてなかったら
 なにもかもおしまいだし、一小節だって進めない!
 みんなのためになるって僕が信じてるから──僕は笛を吹けるんだ」

その言葉は軽い。なのに、妙に重い。
信じることは、約束ではなく、覚悟なのだと突きつけるみたいに。

──鮮やかな瞳があなたに問い掛ける。
Answer
~メタ認知キャラクターによる『自由形回答』が始まりますのでご了承ください~

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「己への信用とは、これまで培ってきたものと、それに対する自己認識、そして客観性をはかる指標になりますからね」


視線はずっと〝こちら側〟を向いている。

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「どちらかというと創造神に刺さる質問なのではないでしょうか? 創作は自分が積み重ねたものが見えにくいですしぃ……お仕事などで創造の結果が実績として見える形になっていなければ――趣味の範疇で行うなら尚更です。……自分の描いたものがどう見られているのか、〝面白く創る者〟として信用されているのか、一度や二度くらいは不安になった経験があるのではないでしょうか?」


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「おや要らぬ話でしたかね? ふふ、すいませんねえ」



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「私の肉体の持ち主の回答ですか?」


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信じてるわけないだろ。どこに信じる要素があるんだよ。……。以上です」