Chapter01-Fin

記録者: ミリア・ルイン (ENo. 109)
Version: 1 | 確定日時: 2025-11-27 04:00:00

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「……回答を確認しました」


観察者は淡々と処理を続けているように見えるが、
どこかそれは“耳を傾けている”仕草にも似ていた。

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「当機の観測は、これにて終了します。
 記録は保存され、分析は後続機へ引き継がれます」


レンズがわずかに光を収束させ、あなたを見据える。
無機質なガラスに感情は映らない、
ただそれは淡々と観測を続ける機械でしかない。ずっと。

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「あなたが何者であるか──その定義は、あなた自身が決めるものです。
 当機はただ、それを観測したという事実のみを残します」


──そうして白い部屋がじんわりと、輪郭を失っていく。
まるで夢から醒めるように。


──そう。きっとこれは夢だった。


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「……観察対象。これにて接続を断ちます」



ガラス玉のような声が、虚空の中で響いていた。


ここトイカケはありません。回想や感想を自由に記入したりしなかったりしてください。
Answer
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「それにしても本当に不思議だったわねぇ……夢にしては妙にリアルだったし。
 改めて問いかけられると考えさせられることも多かったわ。旅は旅で楽しいのだけれど……
 一度あの子たちの様子を見に帰っても良いのかしら。私が解放したのに、私を信じて残ってくれた子たちの下に。
 なんだかホームシックになって来ちゃったわ。あーあ」
のびのび。夢が覚めるような感覚を覚えながら、天井を仰ぎ。
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「……ま、其処は信じて待つというのも良いかもね。
 あの子たちから何かあったら連絡は来るはずだし……あの子たちも弱い子じゃないわ。
 さーてと、明日は何処に行こうかしら。楽しみね」