Chapter07-04

記録者: レーゼル (ENo. 74)
Version: 1 | 確定日時: 2026-02-25 04:00:00

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あなたの答えが空気に溶けると、
魔女は帽子の先を揺らしながら、ふんふん、と大げさに頷いた。

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「暇な時間って、“余白”みたいなものなのよねぇ~」

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「やることが無い時にこそ、
 ほんとの願望ってぽろっと出ちゃうものだったりして~?」

なんてことを疑問形で、わざわざ大きな声で宣った魔女は、
まるで何かを手繰るように自らの手を緩く握る。
──糸を引くような動きだ。

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「じゃあじゃあ次は~~」

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「レーゼルちゃんの“夢”って、なぁに?」

じ、と仮面の向こうの視線があなたに留まる。
まるでそれが彼女にとっての本題のように。
──言葉の調子は、今までの雑談の通りであるのに。

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「あ、夜に見る方じゃなくて将来こうなりたい!みたいな方の夢よ~!!」

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「叶うとか叶わないとか、今はどーでもいいの!
 どんなおっきい夢だって構わないわ~~!」


──あなたの夢は何ですか?
Answer
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「夢?うーん……」

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「特に無いんだよねぇ。
 刺激的な日常を送りたいっていうのは有ったけどもう叶っちゃってるし」

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「僕好みの世界が有ればそこに定住してもいいかなとは思うー」

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「まあ今のところ見つからないからずっと放浪してるんだけど。」

もしかすると『居場所を見つける』のが自分の夢なのかもね。