Chapter07-01

記録者: レーゼル (ENo. 74)
Version: 1 | 確定日時: 2026-02-25 04:00:00

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あなたがふと気が付けば、真っ白な部屋に居た。
そこには椅子がひとつ置いてあるだけで、他に何もない。

いつも通りあなたが椅子に座ると、向かいに人の姿が現れる。
真っ先に目についたのは大きな三角帽子だろう、
地味なローブに黒い三角帽子をかぶった人物が座っている。
白い仮面をしているその人は、あなたの姿を認めてはにっこりと笑顔を浮かべた。

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「あらあらあら~~~!あなたも此処に呼ばれたの?
 フフ!不思議な縁ね~~!とっても面白いわ~~!!」

……見た目からして恐らく魔女なのだろうその人は
コロコロと楽しそうに笑って、それからわざとらしく口元に手を当てた。

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「あらやだワタシったら、名乗りもしないでごめんなさいね!
 ワタシは『仮面』の魔女って呼ばれてるの。あなたは?」

あなたから名を聴いてか、
……聞かずとも、ちらとどこかに向いた視線が次の言葉を零す。

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「レーゼルちゃん?よろしくね~~!!」

人懐こく陽気な魔女、のようであるが
顔が仮面に隠されているせいだろうか、
どことなく胡散臭い感じをあなたは感じ取っても良いだろう。
今までの問い手とは質が違い、つまびらかに話していい相手かどうか
疑わしく感じる可能性もあるだろう。

あなたは問いに答えずに念じればきっとあるべき所に戻れよう。
ただもし──問いに答えねば戻れないと思うのなら、
信はさておき好奇心が勝るのなら、答えることも出来よう。

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「なんだかとってもあなたとお話してみたい気分なの!
 ウフフ~、答えてくれる?」

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レーゼルちゃんの趣味とか好きなモノってなぁに~?


──あなたの趣味や好きな物は何ですか?
Answer
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もうツッコむのやめた

二度有る事は云々どころか本当にもう何度目だろうか。
すっかりお馴染みとなった部屋で、最早ルーティンのように椅子に座る。

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「えーと、今回のヒトは『仮面』の魔女さんね。よろしくよろしくー」

随分と明るい雰囲気のヒトだなぁと思った。
此処で出会った人達の中で一番テンションが高いのではなかろうか。

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「好きなものや趣味?昆虫だね。昆虫観察

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「見た目で嫌がる人も多いかもしれないけどさ。
 それって虫の事をよく知らないからっていうのも有ると思うんだよね。
 未知の物に対する恐怖」

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「毒は無いとか害は無いとか、そういうのを知ってしまえば案外怖くなくなる。
 生態を知れば結構面白いよ?昆虫の世界」

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「僕ら人間や動物とかと違って世代交代のサイクルも早いし進化の速度も早い。
 成虫になればあとは繁殖するだけ、そのためだけに余計なものを捨て去ったりとかさ。
 合理的な進化……ある意味退化?を果たし子も多くて見てて楽しいよ」

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「僕ら人間に無いものを彼らは持ってるよね。
 育てる親なんかいなくて、誰に教わるわけでもなく生まれた時から自分だけで生きていく術を知ってる。
 どうなってるんだろうね。本能として刷り込まれてるのかな?」

何故グループが違うのに幼虫の形態はどれも似たような姿な事が多いのか、とか。
擬態の凄さとか。収斂進化とか。昆虫について興味深い事は沢山有る。

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「あと昆虫の事を調べていくと植物の話も避けて通れないんだよね。
 僕は植物って結構狡猾だと思ってる。昆虫目線で言うとね

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「昆虫と植物は共生してるけどさ、植物に利用されてる方が多いと思うんだよ。
 イチジクとか怖くない?雌株を雄株を間違えたらコバチはそこで終わり」

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「ぞっとするよね~……って、一人でヒートアップしちゃった。
 次の質問どーぞ」