Chapter07-03

記録者: シャルティオ (ENo. 14)
Version: 1 | 確定日時: 2026-02-22 04:00:00

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「ふぅん!あなたって
 そういうコなのねぇ~~~!」

あなたの答えを聞き終えると、
仮面の魔女は満足そうに椅子の上で体を揺らす。
そしてぱちぱち!とわざとらしい拍手をひとつ。
丈の長いマントが、風も無いのにふわりとたなびいていた。

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「得意な事ってあると嬉しいわよね~!
 ちゃんと自分の芯が持てるみたいな?自信みたいな?になるし!」

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「でもね~~、得意なことってずっと使ってると
 疲れちゃうから~~」

魔女は脚をぶらぶら揺らしながら、
まるで友達と雑談するみたいな調子で問いを投げた。

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「だから今日はもっと軽いやつ!
 頭も血も使わないやつにしましょ~!

 シャルちゃんは暇な時って何してるの?


──あなたは暇な時、何をしていますか?
Answer
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「………………」

 戦闘技能なんて、
 無くて済むならそれに越したことはないのだろう。
 “得意なこと”を聞かれても、
 まだそれしか浮かばない自分だった。

 さて、次のトイカケ。
 これは無難なものを答えられそうだ。

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「暇な時…………。
 私は、本を読んでいることが多いね」

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「書物は様々な見識をくれる。
 良い気分転換になる…………」

 本の世界に閉じこもっている時は、
 王の使命も忘れられる、夢の中に浸っていられる。
 昔から好きなこと。今は良い気晴らし。それが読書である。