Chapter07-01

記録者: シャルティオ (ENo. 14)
Version: 1 | 確定日時: 2026-02-22 04:00:00

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あなたがふと気が付けば、真っ白な部屋に居た。
そこには椅子がひとつ置いてあるだけで、他に何もない。

いつも通りあなたが椅子に座ると、向かいに人の姿が現れる。
真っ先に目についたのは大きな三角帽子だろう、
地味なローブに黒い三角帽子をかぶった人物が座っている。
白い仮面をしているその人は、あなたの姿を認めてはにっこりと笑顔を浮かべた。

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「あらあらあら~~~!あなたも此処に呼ばれたの?
 フフ!不思議な縁ね~~!とっても面白いわ~~!!」

……見た目からして恐らく魔女なのだろうその人は
コロコロと楽しそうに笑って、それからわざとらしく口元に手を当てた。

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「あらやだワタシったら、名乗りもしないでごめんなさいね!
 ワタシは『仮面』の魔女って呼ばれてるの。あなたは?」

あなたから名を聴いてか、
……聞かずとも、ちらとどこかに向いた視線が次の言葉を零す。

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「シャルちゃん?よろしくね~~!!」

人懐こく陽気な魔女、のようであるが
顔が仮面に隠されているせいだろうか、
どことなく胡散臭い感じをあなたは感じ取っても良いだろう。
今までの問い手とは質が違い、つまびらかに話していい相手かどうか
疑わしく感じる可能性もあるだろう。

あなたは問いに答えずに念じればきっとあるべき所に戻れよう。
ただもし──問いに答えねば戻れないと思うのなら、
信はさておき好奇心が勝るのなら、答えることも出来よう。

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「なんだかとってもあなたとお話してみたい気分なの!
 ウフフ~、答えてくれる?」

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シャルちゃんの趣味とか好きなモノってなぁに~?


──あなたの趣味や好きな物は何ですか?
Answer
 気付けば見慣れた例の部屋。
 ここに座るのも何度目だろうか?
 明るい人だなと思考しつつ、名乗ろう。

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「…………シャルティオ・アンディルーヴ。
 シャルと呼んでくれ、魔女さん」

 瞳には微か、警戒の色。
 でもこの空間でのトイカケは、
 いつもいつも有意義だ。

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「趣味……好きなもの…………」

 少し、思考して。

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「私は…………読書が好きだよ。
 昔から身体が弱くてさ。
 運動は苦手だから、いつも本を読んでいた」

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「あとは……そうだな。
 紅茶が、好きだ」

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「私を可愛がってくれた兄さんがさ、
 私の為によく淹れてくれていてね」

 目を閉じれば、思い出す。
 あの気紛れ風と、宝石のオッドアイを。