
「私が…ここに呼ばれる…理由…?」
また、思考を遮るようにされた質問に、私は今までを思い返してみる。あの人やこの人の共通点なんかを考えてみる。でも、何か引っかかるような共通点なんかがあるわけでもなく。
ただ、適当に目に止まったヤツを連れ込んだような、そんな気がして。

ひとみん
「色々考えてるところ悪いんだけどさ。…多分、たまたまだよ。あたしも、アンタも。」
だって、実際君と私にもなんの共通点もない。
探すなら小さいぐらいだけど…今まで出会った人は別に小さい人だけではなかったし。
君みたいな聡明な人も多かったが、あの子は違ったし、
そもそも、人間じゃないのも紛れていた。

ひとみん
「自分が特別、とかさ、関係ある、とか思ってたかもしれないけど…あたしここにくるの1回目じゃないし。それに、君側の人も何人かと会ってきたけど。そんな、これと言って共通点もない。だから…」
あんまり言わない方がいいかな、なんて思っていたけど、遠慮していては相手には伝わらない。
とりあえず、思い切って思っていたこと全部をぶつけてみる。
彼は、思ったこと言っちゃってもあまり怒らないようだったし。

ひとみん
「私も、君も。たまたまでしかない。偶然の巡り合わせでしかないと思う。私がなんでこんな、何回も呼ばれているかは…もちろんわからない。これと言って現実で何かあったわけでも___」
いいや、あるには、あったんだ。大きな転換点が。
同じ白い部屋での問答。泣き叫ぶ声。
……本当に、あの選択で。私はよかったんだろうか…?

ひとみん
「__ないからね。」