Chapter04-03

記録者: 新庄 瞳 (ENo. 201)
Version: 1 | 確定日時: 2026-01-04 04:00:00

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あなたの返答を聞き、魔女の弟子はふんふんと頷いた後に
やや深めに折り目正しく頭を下げた。

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「参考にさせていただきます。
 ……やはりこうやって他人から意見を聴くのはいいですね」

それからある方へと視線をゆるりと動かして、
何かを確かめた様子で頷いた。
あなたが其方を見ても、そこには何も無かったろう。

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「……もう少し問いが必要みたいですね。
 そしたら、……そうだ、さっきも気になった事なんですけれど……」

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「……あなたは、この部屋はどういう目的で
 存在している……と思いますか?


──あなたはこの白い部屋が何故存在していると考えますか?

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「……やっぱり、この部屋が
 ただの“精神世界の一角”とは思えないんです」

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「誰かが意図的に“何もない空間”を作ったとしか思えないんですよね。
 ただ……僕の知る限り、こんな精密で、安定した“無”で、
 しかも異世界とこうも接続を維持できる魔女はいません」

息を呑み、小さく首を振る。
その瞳に、不安とも好奇ともつかない火が灯っていた。

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「この部屋があるのは、仮的にひとを閉じ込めるため?
 知能や能力や思考性格を試すため?
 それとも……僕たちの“反応を見たい”誰かがいる、とか……。

 この部屋、“意図”だけは確かに感じるんです。
 悪意かどうかは分かりませんが……“呼ばれた”感じがする、というか──」

魔女の弟子は少し早口になりかけて、はっと息を整えた。

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「すみません、少し興奮しました……。
 ……あなたはどう考えますか?
 この部屋の“目的”をどう感じましたか?」

Answer
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ひとみん
「ふん……」

どうやら、あちら側には毎回、隣?に何かが見えているようで。
いいなあ、私も…私もそっち側へ行ってみたい。
だって、答えるだけじゃつまらない。
私だって、色々質問したりしたい。何かを誰かに、"トイカケ"てみたい。
そんな思考を遮るように、次の質問は飛んでくる。

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ひとみん
「この空間の存在理由…?」

まあ、彼が言うように、存在させることに何かしら力が必要なら。
そうしたい何かがいると言うことだろう。まあ、何かを見るのが好きと言う人は一定数存在しているのだ。
例えば、ほら、みんなが言う神様、とかね。

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ひとみん
「…誰かが何かしらの目的を持ってここを操っていなかったら、ここから出入りすることも不可能…ってことだね。」

なんて言いながら、どんどん興奮して行く彼を眺めていた。
なんか…最初は色々大変だと思ってたけど…さては彼…
結構巻き込まれるの、好きだな…?
いやまあ、それは正直どうでもいいんだけれど。

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ひとみん
「それならまあ、色んなもの、人、問答、その辺を見るのが好きな…上位存在でもいるんじゃないか?」

なんて、ふと思い付いちゃって、ちょっとぶっ飛んだ回答をしてみた。
まあ、彼の独り言を聞くに、これぐらい受け入れてくれるだろうと言う慢心もあった。
実際、彼は引くこともしないだろう。

て言うか、だってそれぐらいしか思い付かないじゃない。
誰かが存在させないと無理、君の知ってる限りではどれだけ強くても居ないのなら。

それならば、認識できないところにいる上位存在ぐらいしか居ないんじゃないか。

いや、まあ正直ぶっ飛んでるのはわかる。
別に、誰にも知られずひっそりと存在していて、この空間が意思を持って何かしてるみたいな仮説を立てることもできるけど…
正直、私の頭じゃここまでが限界。
彼みたいに普段から何か考えたりしてたら何かは違ったのかもしれないが…まあ、いいか。
私は私で、彼は彼なんだし。

…あの2人なら、どう思うんだろう。