
「…こちら側になるとはな」

「魔女よ。いや本当は魔女じゃなくてもそうだと思っておこう」

「お前の最後に言っていた『貰いに行く』とはどういう意味だ?」

「この影の王スキアを気にさせたこと、後悔するなよ?」
自ら影の王と名乗るスキアは貴重である。

「別に答えたくないならばそれでもいい。お前の答えを聞かせろ」
さて相手はどう答えるのだろうか?

「あらあらあらあら~~~!!
意味深にお別れしたのにこうして逆の立場で
再会しちゃうなんてびっくりだわぁ~~~!」
開口一番がコレだ。
また“いつか”のつもりであったのにこんなに直ぐになるとは
魔女も思って居なかったのだろう。ケラケラと笑って、それから大きな溜息をした。

「じゃあ答えたくないという事で
黙秘にしちゃおうかしら?答えたく無ければいいって言ったものね?」

「でも追ってトイカケて来たあなたには
特別に~~~特別な情報が~~~?!?!なんと今だけ~~~!?」

「まあないんだけど……」
そろそろド突いてもいいだろう。残念ながら腹の内を明かす気は無いらしい。