Chapter07-02

記録者: フェルヴァリオ (ENo. 64)
Version: 1 | 確定日時: 2026-01-04 04:00:00

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あなたの答えを聞くと、
魔女は「まあ!」と大げさに肩を揺らしてみせた。

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「へぇ~~~~!!
 とっても興味深いわ~!!」

リアクションとしてはオーバーすぎるとも感じるだろう、
楽しそうに笑うその顔の本心を窺うのは難しい。
魔女は指先で空をなぞるような仕草をしながら、
あなたの言葉を数度反芻してから頷いた。

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「ウフフ!好きなモノって改めて訊かれると難しいわね?
 ワタシも答えたいと思ったけど、全然ひとつに決められないわ!」

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「集めて来た『仮面』たちもみーんな愛おしいし、
 それに連なるモノたちだってとっても大切よ!
 拾って来た子たちだってとっても可愛い子だし~~!」

指を伸ばして数えながら
くすくすと笑うその声は軽やかだ。
まるで深い意味など無さそうにも見える。

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「じゃあ次は、特技とかはどーお?」

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「得意なことでもいいし、
 昔よくやってたことでもいいわ~。
 誰かに褒められた事があるやつとかね!」

まるで悪意も害意も感じさせないのに、
まなざしだけは何かを狙っているようにも見えて来る。
他愛もない問いから、何かを探しているようにも感じられるだろう。

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「上手じゃなくてもいいのよ?
 出来る“つもり”でも大歓迎~~!!」


──あなたの特技、または「これなら出来る」と思うことは何ですか?
Answer
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「へぇ~~~~!!
 とっても興味深いわ~!!」

 
 リアクションとしてはオーバーすぎるとも感じるだろう、
 楽しそうに笑うその顔の本心を窺うのは難しい。
 魔女は指先で空をなぞるような仕草をしながら、フェルヴァリオの言葉を数度
 反芻してから頷いた。

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「じゃあ次は、特技とかはどーお?」
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「得意なことでもいいし、昔よくやってたことでもいいわ~。
 誰かに褒められた事があるやつとかね!」

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「特技……?」

 少し思案して、フェルヴァリオの肩を軽く上げる。
 答えよりも、自分の立場を受け入れるような、淡い諦観がにじんだ。

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「上手じゃなくてもいいのよ?
 出来る“つもり”でも大歓迎~~!!」

 悪意も害意も感じさせないのに、
 まなざしだけは何かを狙っているようにも見えて来る。

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「錬金術……だと思う」
「理論を理解するのは、わりと得意かな」

指先を見つめて、思い出すように。

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「あと……材料を刻むこと。
 均一に、癖なく刃を入れる順番とか、繊維の向きとか
 誰かに褒められたのは……やっぱり錬金術関係だけど。
 他には黄金林檎を、綺麗に作れるよ」

 考えを整理するかのように息を吐き、視線が宙を泳ぐ。
 言葉がゆっくり口をついて出た。

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「誇るほどでもないよね」
「手順が分かってて、条件が揃えば……できる」