あなたがふと気が付けば、真っ白な部屋に居た。
そこには椅子がひとつ置いてあるだけで、他に何もない。
いつも通りあなたが椅子に座ると、向かいに人の姿が現れる。
真っ先に目についたのは大きな三角帽子だろう、
地味なローブに黒い三角帽子をかぶった人物が座っている。
白い仮面をしているその人は、あなたの姿を認めてはにっこりと笑顔を浮かべた。

「あらあらあら~~~!あなたも此処に呼ばれたの?
フフ!不思議な縁ね~~!とっても面白いわ~~!!」
……見た目からして恐らく魔女なのだろうその人は
コロコロと楽しそうに笑って、それからわざとらしく口元に手を当てた。

「あらやだワタシったら、名乗りもしないでごめんなさいね!
ワタシは『仮面』の魔女って呼ばれてるの。あなたは?」
あなたから名を聴いてか、
……聞かずとも、ちらとどこかに向いた視線が次の言葉を零す。

「リオちゃん?よろしくね~~!!」
人懐こく陽気な魔女、のようであるが
顔が仮面に隠されているせいだろうか、
どことなく胡散臭い感じをあなたは感じ取っても良いだろう。
今までの問い手とは質が違い、つまびらかに話していい相手かどうか
疑わしく感じる可能性もあるだろう。
あなたは問いに答えずに念じればきっとあるべき所に戻れよう。
ただもし──問いに答えねば戻れないと思うのなら、
信はさておき好奇心が勝るのなら、答えることも出来よう。

「なんだかとってもあなたとお話してみたい気分なの!
ウフフ~、答えてくれる?」

「リオちゃんの趣味とか好きなモノってなぁに~?」
──あなたの趣味や好きな物は何ですか?