
「ええ。楽しんでもらえていたらなにより」
美味しそうに煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出して微笑むだろう。
魔女が続ける言葉に、夕日色を好奇心に光らせている。

「そうね、得意なことは自信につながりやすいわね。それで疲れることもあるでしょうけど、疲れないものの方があっているのかも知れないわね」

「次は暇な時ね。趣味と同じで本を読んでいることが多いかしら。色々知ることは楽しいし、有効に時間を使えている気がするから」
半分ほどになったタバコを再び大きく吸い込み、ゆっくりと吐き出す。
その手を持ち上げて微笑む。

「もちろん、何も考えずに煙を味わう贅沢もするわ」