Chapter07-fin

記録者: 神辺野 令人 (ENo. 121)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-31 04:00:00

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あなたの言葉を最後まで聴いて、
その魔女は口元の笑みをゆっくりと深めていた。
吊りあがった弧状はかえって不気味にも見えただろう。
それからぱっと目元も弧状を描き、
あなたが否定をせど肯定をせど、うんうんと頷いた。

ふ、と部屋の端が溶けて行くのが見える。
あなたはもう知っているだろう、
今回のトイカケはこれで終わりなのだと。
魔女もそれを察したのか、あなたにまた視線を戻してにっこり笑った。

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「ふふっ、今日は楽しかったわ~~!
 今日の事はしっかり覚えておくわね~~~!」

声は軽やかで、笑い声さえ含んでいるのに、どこか底知れぬ影を帯びている。
立ち上がろうと床に着けられる脚は、蜘蛛の足先のようでもあった。

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「またいつか、貰いに行くから────」


次の瞬間、魔女の姿は白い部屋の空気に溶けるように、ふわりと消えていた。
……あなたも気付けば元の場所に戻れるのだろう。


ここトイカケはありません。回想や感想を自由に記入したりしなかったりしてください。
Answer
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「ええ。私も、覚えておくとしますよ」



 もし、この部屋を観測している者がいるのならば。
 その者が、この思考さえも、覗くことができるのであれば。
 私の“望み”──“夢”は、『あの子の復活』であると、表面的に読み取るでしょうか?

 確かに、それは嬉しい“現象”ではありますが、私の思い描く“夢”ではありません。
 到底、実現は不可能だからと、諦めているのではなく。
 “起これば嬉しいこと”と、“夢”とは、まったく別の物事であるからです。

 ほら、敵を騙すならばまずは味方自分からだ、と。そう言うでしょう。
 神経上の、たった一つの電気信号に、あるいは、細胞の中の一つの塩基に。真実はそこにだけ、あれば良いのです。

 あなたが私の側までと同じ次元まで降りてきて、直接的に、これらの生命活動を測定するのでない限り。
 本当のところは、教えてあげませんよ。それは、あなたが考えるひとつの“解釈”でしかない