窓から差し込む外の光が妙に明るい気がして、眼を開けた。

「え?」
何故か見慣れた病室ではなく、一面真っ白の部屋にいた。部屋の中心にはそれなりに座りやすそうな材質の椅子が置いてある。

「...多分これ、夢だよな?」
この部屋を自分の見ている夢だと多少強引に決めつけ、混乱している思考回路を落ち着かせた。

「いてて...。とりあえず、座るか」
入院した原因の一つである、バイトで無茶をして怪我した左足が痛み始める。痛み止めがなくとも平気ではあるが、これ以上足を動かすと負担になりそうだ。
とりあえず椅子に座る。さて、これから何が始まるのやら...。