Chapter02-Fin

記録者: シスター プリシア (ENo. 211)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-21 04:39:12

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「そっかぁ……そういう音を持ってるんだ、君って」

足をぶらぶら揺らし、胸元の笛が軽く揺れる。
その小さな揺れは、まだ奏でられていない何かを予感させる。

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「ね、楽しかったよ。君の音、ぜんぶ新鮮だった。
 僕の知らないリズムで、知らない色で響いてて……」

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「──君の曲、きっとまだ続くよ。
 途中で休んだり、音を外したり、急に転調したりしてもさ。
 それでも“君だけの曲”になるんだ」

ゆるりともたげた手を、ひとさし指を
あなたに向けてはくすりと笑う。

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「だからね、止まらないで。
 君が止まったら、その続きの音、誰も聴けなくなっちゃうからさ」


そうして少年は揺らしていた足を床に着いて、
ひょっと立ち上がった──ように見えた。


──向かいの椅子には誰もいない。
目に鮮やかな少年の色彩は、もうどこにも認める事は出来なかった。

……あなたも意識して目を閉じれば、あるべきところに戻れるだろう。


ここトイカケはありません。回想や感想を自由に記入したりしなかったりしてください。
Answer
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「小さい人間のお方、ありがとうございますの」

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「何事も善悪の判別というのは難しいですわね」

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「良い魚も悪い魚も見極められるようになりたいですわ~」


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「あそこのミルクロールパンはちゃんと残っているかしら…。教会の鍵の閉め忘れはないかしら…」

シスター・プリシアはじきに目が覚めるだろう。新しき白き夢はひとまず終わったのだ。