
ひとみん
「……うん、ごめん、こっちこそ。あんまりちゃんとアドバイスできなくて悪いね。」
ああ、終わった。終わりのない思考に終わりがついて、少し私は落ち着きを取り戻した。

ひとみん
「考えること自体は、無益なんかじゃないと思うよ、あたしは。少なくとも頭を動かしてるんだから、何もしていなくても多少はいい方に行くはずじゃない?」
なんとなく、また思ったことを口にして。
頭が重さを増してくる。頭痛?
しかも、体の重みも増してきた。なんだろう、体調が良くなくなっていく。
そうして、のしかかってくる瞼の重みに耐え切れずに、瞬きを一つすると、その時にはもう、彼女の姿はどこにも捉えることができなかった。
そうして、力尽きて地面に倒れてそのまま、私はまた眠りについたように思えた。
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ひとみん
「っは…」
目が覚めたそこは、変わらない冷たいベッドの上。
…身体が重い。しかも頭がぐわんぐわんする。………どう考えても二日酔いだ。

ひとみん
「ゥアア……飲みすぎた……」
昨日…何本開けたんだっけ。泣きながらめっちゃ飲んだ気がする。…いけないな…。
とりあえず、重い体を無理やり起こして、味噌汁を沸かす。
ついでにそのままお風呂も沸かして、重いものをさっぱりしようかと。
今日も、特に仕事の話はまだきていない。
緊急の仕事さえ入らなければ、ゆっくりできるだろうか。
そうして静かな家に、今日は綺麗な朝日が差し込んでいるのだった。