Chapter04-04

記録者: 御守 瑠海 (ENo. 140)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-17 04:00:00

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「……なるほど」

そういう考え方もあるのかも知れません、と
魔女の弟子は得心が行ったように目元を緩めて。

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「……でも、そうなると──
 この部屋が“何のためにあるか”よりも、ひとつ気になる事が出てきます」

目を上げる。その瞳はどこか試すようで、同時に怯えも混じっていた。

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「僕たち二人が、どうして“選ばれた”のか。」

少し居心地悪そうに、しかし正面からあなたを見つめていた。

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「僕は……分かりやすい理由があります。
 魔女の弟子で、“余白”とか“境界”に関する魔術に関わってますし。
 こういう現象に巻き込まれることも、まあ……そういう縁も有り得るかな、と」

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「でも、あなたは……どうなんでしょう?」

魔女の弟子は言葉を選ぶようにして続ける。

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「失礼な意味じゃないんですが……
 あなたが“ここに呼ばれる理由”って、なんだと思いますか?

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「性質? 心? 世界線の違い?
 ……あるいは“誰か”との縁? 波長?」


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「──あなた自身は、どう感じますか?
 この部屋は“あなた”をなぜ呼んだんでしょう


──あなたは何故この部屋に呼ばれたと思いますか?
Answer
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「こんな大掛かりな部屋。僕一人の為に作られたと思えない。
 だから、恐らく不特定多数のから偶然、選ばれた?必然性は本当にあるのか?
 まぁ、どのような考えを巡らせたとしても結論は出ないね。
 正直、僕自身は普通ではないと思っているが、それでも特別の中の特別、という訳ではないはずだ。
 僕じゃなきゃいけない理由はないと思うけどね。」