
「よっす、おはよ!ソアレ!」

「おはよう、カマル!はい、これ」
中性的な男性――ソアレがコップ一杯の水を渡した。

「サンキュー!」
と水を一口飲んだ後に。

「ソアレ。実はな、変な夢を見たんだ」

「なになに?気になる!もしかしてハザック陛下にお前もサンドイッチにしろって言われたとか?」

「そんな夢見たかねーって。じゃなくてだな……」

「白い部屋の中で座って色々聞かれた。カメラが顔のやつにさ…いかにも誰でも答えられるような質問をいくつかされたんだ」

「確かに変な夢だねえ。僕のことも言ってたでしょ?君のことだからね」

「なんでわかるんだよ!確かに言ったさ」

「僕とソアレは二人で一つだってな」

「初対面の人にもそー言っちゃうもんね。ま、そうだけども」

「でも本当に変な夢だよね。質問されるって辺りが現実性を帯びてる感じだよね」

「僕もそう思った。もしかしたらまだ続きがあるのかもしれないしな」

「なーるほど。ねえカマル。今日の夜、一緒に寝てみない?もしかしたら一緒に同じか似た夢を見るかもだよ?」

「一緒に寝る!?ベッド狭いんだけど!?」

「え?だってこの前一緒に寝てたじゃ~ん。寝る前にソッシーが来ちゃったけどね」

「あ~。あの時も夢を見ようって言ってた時か。ビアンコの民の夢の世界を支配するフワフワしたヤツがいたよなあ」

「そそ。というかカマルひとつ気になったんだけど…」

「いくつかある質問には全て答えちゃったんでしょ?」

「そりゃあ答えるだろ!答えるのがおもしれーもん!」

「いや~。君ってお人好しだねえ。別に条件言われてなければ答えることもなかったのに」

「無言を貫くこともできるんだよ。難問だと思ったら、答えられないって言ってもいいんだ」

「この質問をしたのは、カマルが正常であるかを確かめたかったからだよ」

「そんなの考えもしなかったわ。流石は僕の相棒だな」

「ふふ。もっと褒めてもいいのだよ~」
こうしていつものように、会話をして二人で一つの朝を迎えるのだ。

「とりあえず朝食を食べよっか!あ、今日はパンケーキじゃないからね」

「何でだよぉ〜!!」