TOIKAKE
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Chapter04-03
記録者:
細波 渚
(ENo. 163)
Version:
1 |
確定日時:
2025-12-14 04:00:00
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あなたの返答を聞き、魔女の弟子はふんふんと頷いた後に
やや深めに折り目正しく頭を下げた。
「参考にさせていただきます。
……やはりこうやって他人から意見を聴くのはいいですね」
それからある方へと視線をゆるりと動かして、
何かを確かめた様子で頷いた。
あなたが其方を見ても、そこには何も無かったろう。
「……もう少し問いが必要みたいですね。
そしたら、……そうだ、さっきも気になった事なんですけれど……」
「……あなたは、
この部屋はどういう目的で
存在している……と思いますか?
」
──あなたはこの白い部屋が何故存在していると考えますか?
sample
「……やっぱり、この部屋が
ただの“精神世界の一角”とは思えないんです」
「誰かが意図的に“何もない空間”を作ったとしか思えないんですよね。
ただ……僕の知る限り、こんな精密で、安定した“無”で、
しかも異世界とこうも接続を維持できる魔女はいません」
息を呑み、小さく首を振る。
その瞳に、不安とも好奇ともつかない火が灯っていた。
「この部屋があるのは、仮的にひとを閉じ込めるため?
知能や能力や思考性格を試すため?
それとも……僕たちの“反応を見たい”誰かがいる、とか……。
この部屋、“意図”だけは確かに感じるんです。
悪意かどうかは分かりませんが……“呼ばれた”感じがする、というか──」
魔女の弟子は少し早口になりかけて、はっと息を整えた。
「すみません、少し興奮しました……。
……あなたはどう考えますか?
この部屋の“目的”をどう感じましたか?」
Answer
「何故存在してるか……?」
「………やり過すのに必死で考えたことなかった……、けど」
「最初に会ったカメラさんで安心してたら人間……に見える人になって怖くなったから…」
「ぼくの反応を見て面白がってる人がいるんじゃないかな……」
昔みたいに…。どんな酷いことが降ってきただろう。
どれだけ怖がっても嫌がっても笑いながら…遊びみたいにされてきた
故に、その思考に陥るのに時間はかからなかっただろう。