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記録者: スキア・ノワール (ENo. 28)
Version: 5 | 確定日時: 2025-12-14 04:00:00

とある廃墟の城の入り口にて。
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「あ、来た来た。スキアじいさんだ」

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「ゼイル。待っていたのか?」


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「んや、オレも今さっき来たとこだぜ。
早速だけど模擬戦してくれねーかな?」

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「良いだろう。手加減はするが……」


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「や、してくれないと、この場所とオレが困るっての……」

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「あ、そーだ」

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「まだイデアに言ってねえんだわ。うちのスキアじいさんが影の王ってこと」


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「……早めに言っておけ。言ってから俺を討伐しに来ないようにイデアに祈れ」


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「や、イデアに祈っても意味ねーだろ?そーなったらイデアを説得するっきゃねーよ」

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「だな。イデアに対して、説得が無効ならば力で止めるしかない。お前も俺もな」


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「だよなー。それにしても、スキアじいさんも大変だなァ。ま、イデアが直接関わってなくて良かったぜ」

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「俺も本当にそう思う。まさかひ孫が天使に恋してるとは思わなかったからな」


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「いやあ〜そう言われるとちょっと恥ずかしいなァ」

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「んまあ、惚れちまったもんは仕方ねえよ。じいさんだってそーだろ?」


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「否定はしない。リューリはこの世で最高の女性だったからな」

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「相変わらずでけえ愛だな~」


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「そんじゃ、じいさん。模擬戦よろしくな!」

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「ああ、始めようか。いつもより10パーセントくらい本気出していくぞ」

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「相手が人間オレであること忘れてね???」


こうして見た目では分からない、曾孫と曽祖父の模擬戦が始まったのであった。