
「うちの意見がさんこーになるなら、どうぞどうぞ」
えへへ、といたずらっぽく笑い、再びアルヴィンの視線につられて何も無い虚空を見やる。
今度は首を傾げる前に飛んできた問に眉をひそめる。

「この部屋の目的? 何だろ、全然わかんない。お兄さんの師匠さんに聞いたら? それとも、お兄さんの先生でもこの部屋作るのは難しいの?」

「呼ばれた感じ…うーん、うちが呼ばれる理由とか全然思いつかないけど。そもそも街ちゃんがいなくてうちだけがいるのってちょっと変だし。」

「それとも逆なのかな。街ちゃんじゃなくてうちだから呼びやすかった、とか?」
ふと思いついて小さく独り言ち、打ち消すように首を横に振る。

「なんにせよ、うちじゃなきゃいけない理由は思いつかないし、だからなんの目的っていうのもわかんないな、片っ端から呼んでて、誰か探してるとか?」