Chapter04-04

記録者: ダミアン・ガルーナ (ENo. 145)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-10 04:00:00

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「……なるほど」

そういう考え方もあるのかも知れません、と
魔女の弟子は得心が行ったように目元を緩めて。

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「……でも、そうなると──
 この部屋が“何のためにあるか”よりも、ひとつ気になる事が出てきます」

目を上げる。その瞳はどこか試すようで、同時に怯えも混じっていた。

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「僕たち二人が、どうして“選ばれた”のか。」

少し居心地悪そうに、しかし正面からあなたを見つめていた。

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「僕は……分かりやすい理由があります。
 魔女の弟子で、“余白”とか“境界”に関する魔術に関わってますし。
 こういう現象に巻き込まれることも、まあ……そういう縁も有り得るかな、と」

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「でも、あなたは……どうなんでしょう?」

魔女の弟子は言葉を選ぶようにして続ける。

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「失礼な意味じゃないんですが……
 あなたが“ここに呼ばれる理由”って、なんだと思いますか?

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「性質? 心? 世界線の違い?
 ……あるいは“誰か”との縁? 波長?」


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「──あなた自身は、どう感じますか?
 この部屋は“あなた”をなぜ呼んだんでしょう


──あなたは何故この部屋に呼ばれたと思いますか?
Answer
あなたの問いかけにきょとんとした表情を浮かべ、そのままコテンと首を横に傾げるだろう。

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「え、それ、そんなに気になる? あぁ、そうか、呼ばれたならなんで俺達なのかは確かに気になるかな?」

疑問を口にしてから、その理由に思い至ってぽんと手を打つ。

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「強いて言うなら、俺はちょっと変わった体質あるし、魔法使いってこういう『よくわからないこと』が起きるときに巻き込まれやすいのがあると思うんだよね。なんだろ、多分、波長が合いやすい、な感じ?」

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「アルヴェンちゃんもそうでしょ? んで、おしゃべりの俺はある意味、このおしゃべりしなきゃいけない部屋なら適任って気がするなぁ。いや、全然もっと適任はいくらでもいると思うけど」

特に何かを気負う様子もなく笑っているだろう。