Chapter04-03

記録者: ダミアン・ガルーナ (ENo. 145)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-10 04:00:00

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あなたの返答を聞き、魔女の弟子はふんふんと頷いた後に
やや深めに折り目正しく頭を下げた。

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「参考にさせていただきます。
 ……やはりこうやって他人から意見を聴くのはいいですね」

それからある方へと視線をゆるりと動かして、
何かを確かめた様子で頷いた。
あなたが其方を見ても、そこには何も無かったろう。

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「……もう少し問いが必要みたいですね。
 そしたら、……そうだ、さっきも気になった事なんですけれど……」

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「……あなたは、この部屋はどういう目的で
 存在している……と思いますか?


──あなたはこの白い部屋が何故存在していると考えますか?

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「……やっぱり、この部屋が
 ただの“精神世界の一角”とは思えないんです」

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「誰かが意図的に“何もない空間”を作ったとしか思えないんですよね。
 ただ……僕の知る限り、こんな精密で、安定した“無”で、
 しかも異世界とこうも接続を維持できる魔女はいません」

息を呑み、小さく首を振る。
その瞳に、不安とも好奇ともつかない火が灯っていた。

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「この部屋があるのは、仮的にひとを閉じ込めるため?
 知能や能力や思考性格を試すため?
 それとも……僕たちの“反応を見たい”誰かがいる、とか……。

 この部屋、“意図”だけは確かに感じるんです。
 悪意かどうかは分かりませんが……“呼ばれた”感じがする、というか──」

魔女の弟子は少し早口になりかけて、はっと息を整えた。

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「すみません、少し興奮しました……。
 ……あなたはどう考えますか?
 この部屋の“目的”をどう感じましたか?」

Answer
アルヴェンが視線を向ける先につられて視線を動かし、何も無いそこを確認して首をひねる。

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「どれだけ質問するか、決まりがあるのかな? こっちにその目印みたいなやつはないんだけど」

そういってこちらの情報を伝えつつ、次の問いにまた拳を顎に当てて考えるだろう。
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「この部屋の目的、かぁ。なんだろうね? 」

そのまま首をひねり、むむむ、と考え込んでいたが、思いつくことは内容で、アルヴェンの意見に耳を傾けるだろう。
そうしてようやく口を開く。

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「呼ばれた感じがする、かぁ。アルヴェンちゃんはそうなんだね。」

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「俺が鈍いだけかも知んないけど、俺はそういう感じない気がするんだよな~。なんか、たまたまこういう空間があって、なんか波長が合ってぽんとここに来ちゃった感じがする?」

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「誰かがここを作ったかどうか、俺には全然わかんないからそう思うのかも知れないけど。なんとなく、そうあるだけの場所で、たまたま縁があった俺達、って思ってたなぁ」

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「俺の当てずっぽうだから、アルヴェンちゃんの方がこういうの詳しそうだし、本当になんなんだろうね…。なにか、いい理由だと良いなと思うよ」

思いもつかないと肩をすくめて苦笑いするだろう。