
「悪い…」

「……」

「他者を害し、他者を不幸にし、社会に悪影響を広げること」

「それは悪いことですぅ」

「死後に主が採決を下す時、きっといい判定は降りません」

「地獄でその魂は焼かれ続けることでしょう」

「それは苦痛そのものです。痛みそのものれす」

「ただ…主は慈悲深いお方ですから」

「生活に苦しみ、辛い毎日を送る人々の元へ天使を遣わせるようになりました」

「少なくとも…不幸を起因とした悪を減らすことができるようにと」

「悪いことをするようににゃる理由として理不尽も存在しますから…」

「そうして天使は、死後の安寧だけではなく最善の案内にも携わるようになったわけでしゅ」

「……」

「当羽も悪に落ちたくは゛ありましぇえん゛…!!」

「天使にとって悪いことは神に叛き、人を愛さず助けず奉仕せず、その力や振る舞いを自分のために使うこと」

「そんなことしたらさらに戒めが降ってしまいますし羽が真っ黒になってしまぃましゅぅぅ…!!」