Chapter02-02

記録者: A Good Egg (ENo. 113)
Version: 1 | 確定日時: 2025-12-03 04:00:00

クリックで開閉
icon
「ふ~ん、君はそう考えるんだね」

あなたの回答を聞いて、頭を左右にこてん、こてんと揺らす。
メトロノームのように規則正しく、しかし気ままに。
しばらく考えた後、ぱっと何かを思いついたように指を立てた。

icon
「じゃあさ、次々!
 君はさ、自分自身の事をどれぐらい信用してる?

さっきのトイカケはどこへやら。
話題が飛んだように見えて、きっと彼の中では自然な転調なのだ。

──あなたは、あなた自身をどれだけ信用できていますか?

sample
icon
「あは、僕は勿論信じてるよ~!
 だって僕は導き手だよ?新しい曲にみんなを会わせるのが僕の役目だもの」

少年は胸元の笛を軽く叩き、誇らしげに微笑む。
音は鳴っていないのに、そこに確かな響きがあるように感じられる。

icon
「それが自分のやる事すら信じられてなかったら
 なにもかもおしまいだし、一小節だって進めない!
 みんなのためになるって僕が信じてるから──僕は笛を吹けるんだ」

その言葉は軽い。なのに、妙に重い。
信じることは、約束ではなく、覚悟なのだと突きつけるみたいに。

──鮮やかな瞳があなたに問い掛ける。
Answer
icon
信用できる゛はずありま゛しぇん゛!

icon
あぅぅ…だって、だってぇ…」

icon
「当羽はドジばかり踏みますからぁ……」

icon
「それで何度も“戒め”を受けて、能力を失っていますのでぇ……」

icon
天使ですのに飛ぶのすら下手でよく墜落するんですよぉ…?

icon
飛ぶのが下手なのは生まれつきれすけどぉ…

天使は通常であれば背中に羽が生えるモノだ。
この天使の羽は腰から生えていた。


icon
「客観的に見て役立たずですので信用できましぇん…」

icon
「………」

icon
烏滸がましいですけれど…

icon
「それでも当羽は当羽を信じたいのです」

icon
天使として人に奉仕するといった天使のあり方そのもの

icon
そのあり方を曲げないことは、唯一信用できる部分です」

icon
それすらも守らなければ、いよいよ当羽、天使としての輝きを失ってしまうと考えますから

icon
「……それ以外は、信用がありません」