第三管理局異術医療課提出文書 - HOLO | 記録詳細

第三管理局異術医療課提出文書 - HOLO

記録者: 守道 福太郎 (ENo. 22)
公開日: 2025-10-13

星環観測機関
第三管理局異術医療課提出文書 — コア診断報告書

文書番号:H3-MC-0221
発行日:星暦3年・第102周期
発行局:第三管理局 異術医療課(責任医官:七尾 雪也)
機密等級:特級(制御運用対象)
分類:構文改変型(Lexical/Structural Rewriting Type)



■ 基礎情報
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項目      記録内容
氏名     守道 福太郎(もりみち ふくたろう)
個体番号   GFT-0022
年齢/性別  25/男
所属     夜警特課/第三班(総合補佐担当)
コア保有星  星系由来:α Geminorum
異能タイプ  構文改変型/「弐現(Dual Define)」
星脈適合率  84.2%(高適合)


■ コア波長診断結果
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測定項目        結果     正常値      備考
コア波長安定率   49%    ≧90%      臨界下限。測定中に波形崩壊を3度確認。
天脈干渉度     +0.67   ±0.05以内   極端な偏差。星との双方向干渉確認。
星意識干渉反応   強陽性    陰性     星個体「カストル」との直接会話を主張。
肉体侵蝕指数    0.11    ≦0.20     問題なし。異能使用頻度に対し数値は低い。
精神波長乱調    安定    安定      判断力明瞭。


■ 行動観察記録(抜粋)
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・外見、言動、勤務態度に異常なし。
・人間関係も良好。課内では冗談も交え、他職員への指導も行う。
・食事・睡眠の生理リズムは正常。ただし脳波は常時活動状態に近い。
 そのためかエネルギー消費が激しい傾向にあるが、
 現在は食事によるエネルギー摂取で補給が出来ている。


■ 医療班所見
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コア波長は異常ながら恒常化しており、一見安定しているように見える点が特異。
医療的介入は拒否。診断時に「治す気がない」と発言。
しかし構文改変型の異能者としては極めて安定している。
術者の理性が保持されている限り、世界構文への干渉は可逆であり、危険性は限定的。
発動中の疲労や精神的負荷が高い場合、波長偏差が一時上昇するリスクがあるため、監視を推奨する。


■ 医療責任者署名
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第三医療局主任技官 七尾 雪也(署名済)
認証印:HOLO第三医療局印/コードΩ-3