ENo. 106 - エコー・クワイエット
「……最近はどうじゃ?」「安定してる……と、思います」
Profile:
◆エコー・クワイエット
見習い魔術師。師匠に観察されながら、ちょっとした薬屋を商う日々。背丈は110cmほどと非常に小柄、一見影の薄そうな幼い少年。
実態は複雑なシェイプシフターである。触れた生き物の魂と同調して肉体を同化させようとする複雑な体質に振り回されていた希薄な魂を、師匠の応急処置に救われ、その後少しずつ心身を安定させようと地道に頑張る日々。
何にも影響されていない素の状態は、臆病で控えめ、小心者。
◆ファーレン・リーヴス
時の魔術師の一派、その最後の一人。エルフであり、4桁を超える歳。かつてはエルフらしく背丈も高かったが、歳を重ねるにつき植物が枯れるように縮んできている。今は背を伸ばしても130cmほど。
かつて有限の時を嫌い、永久を求めて時間の魔術を研究していた魔術師たちは、とうとう時間を操る魔術に辿り着く。しかし彼らはその可能性を夢見過ぎ、未来に控える自らの破滅を覗き見てしまう。時の一派の誰もが深淵を覗く好奇心を抑えられなかった中、あまり過去にも未来にも興味のなかった彼女だけが残ってしまった。
弟子を助けたのは、単なるお節介、老婆心によるもの。別に彼に時の魔術を継承しようとかは思っていない。
STR:
MAG:
CON:
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INT:
POW:
Record
nothing……